WORKS 施工事例
名古屋市
個性的な深いグリーンの外壁
あなたの家にも、冬の寒い日に、いつの間にか家族や友達が集まってくる暖かい場所はありませんか?心や体をほっくり暖めて、自然に会話がはずむ自慢のスペースのある家をご紹介します。
「暖かい炎、薪がパチパチはぜる音、独特の匂い。全てにほっとするんだよ」
以前の住まいは純和風だったという言葉が信じられないほど、家族全員が今の住まいになじんでいる。
リビングの暖炉にしても、そうだ。
「いつの間にか暖炉の前に座布団を敷いて座りこみ、ぼーっと火に見入ってしまう。自然に家族が集まって、話がはずむことも多くなりました」とご主人。
来客には、「暖炉に火が入ると日常と違う別世界に来たみたい」と好評。奥さまの手づくりのシフォンケーキと紅茶で、のんびりくつろいでいくという。
家の設計の段階でご夫妻がこだわったのは、暖炉をつくる予定のリビングを、飾りのないシンプルな間取りにしたいということ、そして真っ白なペンキ塗りの壁にしたいということだった。
「潔くシンプルな中に、暖炉だけがある贅沢な空間にしたかったんです。出来上がってみると、やはりいい感じ。暖かさまで際立つような気がする」とご主人。
そういう空間だからこそ、帰ってきてリビングのドアを開けた瞬間に暖炉の炎、音、匂いをダイレクトに感じられる。仕事で張り詰めていた気持ちが、一気になごむのだそうだ。
「薪ストーブも考えましたが、炎が見える暖炉にして正解だった」とご主人。暖炉はアメリカのマルコ社のもの。周囲に古レンガを貼り、上には彫りの入った木製の暖炉飾りをつけた。使わないときはガラス扉を閉めておく。メンテナンスは灰を掻き出すだけ。乾いている木なら大体薪として使えるが、松は高温になり内部を傷めるので不可。
真っ白な部屋に、レンガの暖炉とどっしりした家具が趣深く
リビングには、なるべく大型の家具は置かない。家の雰囲気や床の色に似合う、素朴でがっしりした北海道のメーカーのものに。ウッドデッキのグリーンも部屋を引き立たせる。
リビングから、ダイニング、キッチンへの入り口を見る。和室はまったく設けず、フローリングで統一した。「広く見えるだけでなく、掃除もらく」。
夕暮れに暖かい光が洩れる。個性的な深いグリーンの外壁は家族のお気に入り。ガーデニングは奥様の手入れが行き届き充実。