輸入住宅や店舗・医院の設計建築を行うフロンヴィルホームズ名古屋「施工事例」ページ

WORKS 施工事例

豊田市

35年の時を経て繋がる、音楽と建築の絆

ALTO SALON(アルトサロン)

木造の音楽ホール。外壁は白レンガです。


職人の手によってひとつひとつ丁寧に積み上げられた本物の煉瓦で構築されています。

全ての工程は現場で職人による手作業で行われ、当社が手掛ける住宅と同様、世界にただ一つのオーダーメイド仕様です。

音楽家のオーナー様ファミリーがプロデュース、音楽愛好家たちの交流の場として親しまれています。

建築と音楽との融合が、このホールを通じて人々に感動をもたらしています。

お庭も洋館に似合う、パーティーやウエディングの催しをできそうな、迫力のあるゴージャスな佇まいです。
イギリスの伝統的な石積み、モルタルなどの接着剤を使わないドライストーンウォーリングという技術者である、神谷造園さんが手掛けられました。
世界中で活躍されている神谷さん、ジブリパークの一部でもご指名を受けて施工されたそう。

時を経て繋がる、音楽と建築の絆。

この音楽ホール完成の背景には、1988年に建てられたアメリカンハウスがあります。

音楽ホールのフロントガーデンを介して広がる、オーナー様のご自宅です。

こちらも当社で手掛けた建物。

外壁は、爽やかなブルーのラップサイディングで彩られています。

時が流れ、ご自宅の家づくりから35年の歳月が経過した現在も、オーナー様と当社との関係性は続いています。

【関連ページ】白レンガの家

2021年オープンした「白レンガの家」のモデルハウス(名古屋市名東区)において、室内で93dBの大きさで鍵盤ハーモニカを演奏しても、室外では測定器の検出下限の60dB以下であることを実証した。
これは、白レンガの家が内側の木造ツーバイフォー構造と、外側のレンガ積み構造の2重壁構造になっていることにより、音(主に振動による伝搬)が外部に伝わりにくくなっているためである。
ピアノやバイオリンなど楽器を楽しむ人は多いが、マンションはもちろんのこと戸建て住宅に住む場合でも、隣家に気を使って満足に楽しめないケースは多い。
専門メーカーに防音室の設計、施工を依頼することもできるが、一般的に費用が高額になりがちである。
一方で白レンガの家の二重壁構造は、個別防音設計をするまでもなく上記性能が実証されているため、お客様の費用負担が少なくなる。ピアノ教室など自宅を教室として活用するお客様にも最適と言える。

ツーバイフォー構造壁の外側に、鉄筋レンガ積み壁を備えるため、室内の音が外部に伝わりにくい。


●測定機器と音量dB(デシベル)
今回の測定はシンワ製 78588デジタル騒音計を使用した。測定周波数帯は31.5~8kHz。
今回、鍵盤ハーモニカ演奏時に測定した93dBは、近距離での犬の鳴き声や地下鉄の通過音に相当する。一方で60dBは通常の話し声程度となる。