WORKS 施工事例
豊橋市
ファンの多い、バラのある庭づくり
「祖父と母が熱心に花を育てていたことも影響して、いつか自分の庭を作ろう」と子供の頃から考えていたMさん。
お庭の勉強への熱意
新居を建てるまで、時間があれば専門書を読み、春と秋にはローズガーデンにも通いました。
長年蓄積した知識を総動員しながら育て始めたのは、手入れに無理のない数に抑えた20種。55㎡の庭とテラスで健やかに花を咲かせます。
虫チェック&肥料過多防止を徹底
そんな用意周到なMさんの庭には、バラの庭を美しく保つための防御策が随所にあります。
まず、アブラムシを寄せ付けない効果が期待できる柑橘類の皮を地面に置いたトラップを試し、虫チェックの見回りにも時間をかけます。
虫害を最小限にとどめるために、惜しみなく枝数を減らすのも冬の大事な作業です。その効果が現れて、最近は虫が気にならなくなりました。
植え方のアイデア
バラの肥料で下草が必要以上に茂りすぎないように、スリット鉢の底をくり抜いてそのまま植えるアイデアも実践。これにより、ピンポイントで肥料や水やりができます。さらには、目標とする庭になるまでの3年間、焦って植え込み過ぎないようにと、イメージしている庭をイラストにして眺めていたという秘策も。「お陰で無駄な植栽をせずにすみました。」とM様。
お花紹介
パステルピンクのつるバラが、グレーの建物に映える。石積みで一段高くしたフェンスのバラが道行く人を楽しませます。
太陽に向かって花茎を伸ばすピンクの”コンテス・ドゥ・セギュール”と”バレリーナ”。同系色で大小の花を組み合わせた可愛いコラボ。
前庭でアクセントになっている青いオベリスクには、”テス・オブ・ザ・ダーバーピルズ”を誘引。枝数をあえて減らしたことで1輪1輪の美しさが強調されています。
前庭を眺めるテラスには、お気に入りの”ギー・サヴォア”などの鉢が4つ並んでいます。
テラス前に植えられた一群の麦の穂が朝日に輝いて、オレンジ花の”レディ・エマ・ハミルトン”や銅葉のガウラなどと美しい調和を見せます。
「麦を見ると故郷の景色を思い出します」とMさん。日々の手入れをするとき、麦の穂や木の葉が風に揺れる音も心を癒してくれます。
今やSNSの世界で、多くのファンからフォローされているMさんです。
ほか当社施工事例→薔薇のイングリッシュガーデンのある家