こんにちは フロンヴィルホームズ名古屋です。
今回は2×4についてのお話です。
ツーバイフォーとは
ツーバイフォー(2×4)工法とは、木造の建築工法のことをいいます。
正式には「木造枠組壁工法」といい、ツーバイフォーはこのうちの1つの工法です。
2×4の意味ですが、これは「2インチ×4インチ」のことを指しています。
1インチあたり約2.54㎝なので、ツーバイフォーの角材は縦5.08センチメートル(2インチ)、横10.16㎝(4インチ)のサイズとなります。
ツーバイフォー(2×4)工法以外に、以下のような工法もあります。
ツーバイシックス(2×6)
ツーバイエイト(2×8)
ツーバイテン(2×10)…といった工法があります。
たとえばダンボール箱をイメージすると分かりやすいのですが、厚紙1枚ではすぐに折れ曲がってしまうけれど、箱のかたちにすると、物を入れたり、上に積み重ねたりすることができ、上や横から押しても簡単にはへこまないですよね。
そしてツーバイフォー工法に代表される「木造枠組壁工法」とは、この6面体の“箱”を横に並べたり、上に積んだり、箱の中を仕切ったり、箱の一部をくりぬいて窓などの開口部をつくるという考えかたなのです。
それでは、ツーバイフォー工法の長所はどんな点にあるのかを見ていきましょう。
耐震性、耐風性が高いこと。“面”で構成されているので、地震や風といった外部要因に対して、在来工法よりも耐性があると言われています。もちろん在来工法でも耐震性、耐風性はありますが、その分の設計と工事が必要になります。
在来工法に比べて高機密、高断熱であることが挙げられます。これも“面”であることに由来しますが、冷暖房効率だけでなく、耐火性にも影響します。ツーバイフォー工法で建てられた住宅のほとんどは「耐火性能を持つ建物である」と認識されていて、火災保険の費用を抑えることもできるのです。
実際の建物で、高断熱・高気密を体感してみてください。