こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
皆さんはヴォーリズ建築をご存知でしょうか?
ウィリアム・メレル・ヴォーリズはアメリカ生まれの建築家であり、キリスト教の伝道師でもありました。
1905年に英語教師として来日し、1908年から教会や学校、個人宅などを建築。「メンターム」で有名な、近江兄弟社の創立者の一人でもあります。
その作品は、山の上ホテルや六甲山荘、同志社大学啓明館・アーモスト館など幅広く、現在でも何カ所かでその素晴らしい建物を見ることができます。中でも、ヴォーリズが住み続けた滋賀県近江八幡市周辺には、数多くのアメリカンスタイル(下見板コロニアル)の建物が残っています。
今回はそんな、ヴォーリズ建築が残る近江八幡をご紹介します。ヴォーリズ建築を巡り、その歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。
◆ヴォーリズ記念館
こちらの記念館は、実際にヴォーリズが暮らした木造二階建ての建物で、一部遺品や資料が公開されています。
◆池田町洋風住宅街
旧ウォーターハウス邸、旧吉田悦蔵邸、旧近江ミッション・ダブルハウスなど、アメリカンスタイルの建築様式が建ち並ぶレトロな住宅街です。
◆旧忠田邸
ヴォーリズ建築の旧忠田邸は現在、バウムクーヘンで有名な「たねや」グループのクラブハリエ日牟禮館(ひむれかん)カフェ、ヴォーリズ建築内特別室として再生されています。アンティークな雰囲気を楽しみながら、贅沢な時間を過ごすことができますね。
◆旧八幡郵便局
大正10年に建てられた建物は、郵便局としての役目を終えた後、空き家として放置された期間を経て、現在はNPO法人により保存されています。
近江八幡では、ここに紹介した以外にも多数のヴォーリズ建築を見ることができます。
歴史に触れた後は、紅葉がライトアップされる八幡山ロープウェーなどいかがでしょう(11/10~11/24の期間、19時半まで営業時間を延長)。
秋のドライブにぴったりのコース。ぜひこの秋は、近江八幡を訪れてみてください!