愛知県と「建築物における木材の利用促進協定」を締結
建通新聞の記事で紹介されました。
愛知県農林基盤局は、輸入住宅や店舗・医院などの設計・施工を手掛けるフロンヴィルホームズ名古屋(名古屋市昭和区)と「建築物における木材の利用促進協定」を5月15日付で締結したことを公表した。同社では、木造2階建ての本社オフィス(2025年2月竣工)で、天井には国産CLT(直交集成板)を「あらわし」として使用し、木造の良さをPRする―などの構想を掲げた。
構想達成に向けた同社の取り組みでは、本社オフィスの打ち合せスペースに、あいち認証材を活用した建築事例の資料を掲示し、来訪者に木造建築の良さを伝えること。あいち認証材を使用した建築物の構造見学会や完成見学会の開催。非住宅建築の計画において、あいち認証材利用の木造建築プランを年1件以上提案―などを行うこととした。
県側は同局林務課が窓口となり、構想の達成に向けて、技術的助言や補助事業等の情報提供、定期的な意見交換、相談窓口・専門家の紹介を行う。
県では国の法律に基づく建築物木材利用促進協定を22年度に2件、23年度に1件を締結、今回で4件目となった。
この協定では、同社と愛知県が連携・協力することにより、木材の利用に関する構想を実現させ、脱炭素社会の実現やSDGsの達成に貢献することを目指します。
愛知県林務課ホームページ