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2025.06.09

家づくりコラム

ツーバイフォー工法でかなえる、美しさと構造の両立

ツーバイフォー工法でかなえる、美しさと構造の両立

50年の進化を“自分らしく豊かに生きる”住まいに

1974年、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)が日本に本格導入されてから半世紀。これまでに全国で延べ250万戸以上が建設され、いまや低層住宅にとどまらず、中層・大規模建築物へと応用の幅を広げています。地震の多い日本において、その構造的な強さと施工性の高さが評価され、着実に進化を遂げてきた工法です。

フロンヴィルホームズ名古屋では、このツーバイフォー工法を単なる技術としてではなく、「美しさと構造の融合」を実現するための“設計思想”としてとらえています。自然素材の質感や空間の美しさ、住まい手の個性までも引き立てる構造体として、その可能性を最大限に引き出します。

目次
安心を支える「面構造」
生産性と品質を両立する「パネル工法」
美意識を支える「高剛性構造」
サステナブルな未来へ
美しさの背景に、確かな構造を

安心を支える「面構造」

ツーバイフォー工法最大の特長は、従来の「柱」ではなく「面」で建物を支える点にあります。壁・床・屋根の各面が六面体で一体となって力を分散・吸収することで、地震や台風などの水平力に対し、極めて高い耐震・耐風性能を発揮します。

当社が採用している2×4構造は、ツーバイフォー協会による構造試験でもその性能が実証されています。とくに近年は、混構造(RC+2×4)やCLTとの組み合わせによるさらなる構造合理化も進められており、都市部における中高層木造建築の可能性を広げています。

生産性と品質を両立する「パネル工法」

現場の省力化と品質向上を同時にかなえるのが、パネル工法の導入です。壁・床・屋根のパネルをあらかじめ工場で精密に製作し、現場では組み立てるだけ。床パネル1枚あたり約5分で施工が可能となり、建方工程を約20%短縮できたという実例も報告されています。

さらに、近年ではパネル規格の共通化と部材の工場組込が進み、部材精度と安全性が大幅に向上。労働時間の短縮や現場環境の改善にも貢献しています。

ツーバイフォー建築協会公式サイト

美意識を支える「高剛性構造」

高剛性を誇る面構造だからこそ、建築デザインの自由度も格段に高まります。大開口の窓や吹き抜けのリビング、勾配天井など、意匠性の高い設計にも柔軟に対応可能。当社では、無垢材や大理石、塗り壁など“本物の素材”を融合させ、欧米の邸宅を想起させる住まいを提案しています。

構造が美意識を支え、素材がその品格を高める――これこそが、私たちが追求する“自分らしく、豊かに生きる”住まいのかたちです。

サステナブルな未来へ

ツーバイフォー工法は、サステナブル建築の実現においても先進的な立場を担っています。木材は再生可能な資源であり、CO₂の固定による環境負荷の低減にも貢献します。最近では、CLTと組み合わせた中高層木造建築の研究が進行中で、全層木造による5階建て集合住宅の設計も実現可能となっています。

国産材を活かした構造体の普及、構造計算ルートの合理化、耐火性能の強化といった多角的な開発が進む今、ツーバイフォーは日本の都市木造の未来を牽引する存在となっています。

美しさの背景に、確かな構造を

美しい外観、洗練されたインテリア。その背景には、確かな構造があり、精緻な施工があります。
私たちフロンヴィルホームズ名古屋は、ツーバイフォー工法を通じて、構造の安心と美しさの両立を追求してきました。
デザイン・性能のページ

「本物の素材」に包まれ、「確かな構造」に支えられた住まいで、
心豊かに、自分らしく生きる日々を――。
これからの50年も、そうした価値をかたちにし続けていきます。