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2025.03.07

お知らせ

木造複合クリニック建築の新聞掲載

木造複合クリニック建築の新聞掲載

2月13日に、名古屋市東区で建築を進めている木造3階建ての複合クリニック(医療法人名甲会)の構造見学会を開催しました。

約100名の参加者を迎え盛況でした。新聞2誌に取り上げられましたので記事をご紹介します。

 国産材CLTと2×4工法を組み合わせたハイブリッド工法の建物で、愛知県産材の活用補助金を利用して「あいち認証材」をCLTと構造材に213立方㍍使用している。6月の建物完成と8月の開業を予定している。
 今回の複合クリニックは、2×4工法に杉・桧CLTを組み合わせた木造3階建て+ペントハウス(建築面積246.83平方㍍、延べ床面積712.92平方㍍)の建物で、2階と3階の床と天井には長尺かつ210㍉厚のCLTを使い、主要な箇所を現し仕上げにしているのが特徴だ。1~2階にはホールや受付、待合スペース、各階3つの診察室、処置室、X線室などで構成し、3階には面積約100平方㍍に及ぶ無柱大空間のリハビリ室が設けられている。
 同社はCLT+2×4の木造非住宅物件を積極的に提案しており、既に自動車学校校舎や産後ヘルスケア施設などを実現している。木造の選択理由については、木の質感(リラックス効果など)や経済性(割安な建築コストや減価償却の速さなど)、そして炭素貯蔵面など環境貢献度の高さを優位点として挙げている。

引用元 2025年2月21日 日刊木材新聞

 設計施工を手掛けるフロンヴィルホームズ名古屋の黒川雄斗社長は、「これだけ多くの人が集まるような現場に携わることができたことをとても誇らしく思っている」とあいさつ。「住宅建築業界では厳しい状況だという声を多く聞くが、非住宅や木造分野では、チャンスはあると感じている」と語った。
 同現場は愛知県の「あいち木が香る都市づくり事業」の採択を受け、県産材を活用。規模は木造3階建て延べ712平方㍍。また、燃えしろ設計により、準耐火構造とした。木材の使用量はCLTが170立方㍍、構造材が60立方㍍の合計230立方㍍。
特徴として、待ち合いスペースなどの1階、2階の一部がCLTの現し天井となっている。この他、3階のリハビリ室は100平方㍍の大空間を実現した。

引用元 2025年2月19日 建通新聞