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2024.08.21

家づくりコラム

注文住宅の室内壁に、輸入クロスの選び方

お部屋の約7割を占める床、壁、天井はインテリアコーディネートする上でベースとなる大事な要素です。
その中でも壁は素材や色によってお部屋の印象がガラッと変わるので新築・リフォーム問わず悩む方も多いのではないでしょうか。

輸入クロス

一般的に日本の住宅の9割を占めているのがビニールクロスと呼ばれる樹脂でできている壁紙になりますが、今回は輸入クロスと呼ばれる名前の通り、海外から輸入している壁紙についてお話します。
国内メーカーのビニールクロスにも様々な色や柄、機能を持ったクロスがありますが輸入クロスは個性的なデザインや色が豊富です。
基本的には10mほどの1ロール売りなのでリピート数によって柄合わせやロス分を考えて購入したり、ビニールクロスと違い薄手のものが多いので下地処理をきちんと行ったりと手間がかかる分コストもかかります。
が、長年貼られるものだからこそこだわって貼ったお部屋は格別です。

アクセントクロスはアクセント

とにもかくにも一番目立ちます。
その部屋に入るたびに目に入る。
それが大好きな色柄であれば、毎日その部屋のドアを開けるたびに気分があがる。
今ひとつだなぁと思う色柄はやめておいた方がいいです!その逆となるので、そしてどの面にするか。

アクセントクロスをするポイント

お勧めはこの順番
1 自分のテンションが上がる 本当に好きな色、柄を選ぶ
     ↓
2 どの部屋に使いたいかを考える
     ↓
3 どの面に使うといいかを考える



3枚目の写真にもありますが、洗面からドアの向こうに見える華やかな花柄。
奥はトイレですが、おそらく扉は開いたままのことが多いので、手前の洗面室のアクセントクロスにもなっていてそんな楽しみ方もありますね。

どこに貼るといい?

どう考え始めるかのまずは、扉を開けた時に目に入るメインの壁です。
あとは家具の配置とか窓や扉の位置、柄により最終的に決めるといいですね。
アクセントクロスとして用いる場合、お部屋のベースカラーはその柄に使われている色を使うとまとまりが出やすいです。
柄にも寄りますが窓やドアが付いていない壁面に貼るとより引き立って良いですね。

色柄クロスの全面貼り

トイレなどの小空間は全面貼りなど冒険しやすくてオススメです。
毎日使うトイレや洗面はより快適な空間にしたいですよね!
またプライベートな時間を長く過ごす寝室の壁はとても大事なポイントです。
大胆な柄から無地感覚で使えるものまで種類も豊富で選ぶのが楽しくなります。

細かいところまで自分好みのデザインを選ぶ


細部にまでこだわった上品で美しい空間。クロスを背景にカーテンやベッドカバーのテキスタイルまでトータルコーディネートされています。まるで洋書の写真のようですね。


子供部屋のクロスは可愛らしく明るい印象のクロスをセレクトしました。壁全てが柄になると少々賑やかになりすぎてしまうので塗装壁と組み合わせ、天蓋ベッド風のレースも作って甘い雰囲気に!お姫様の気分を味わってみませんか?


ウィリアムモリスのクロスは柄、色とも抑えめの上品なイメージですが、さすがの存在感です。時を経て今もなお愛される美しい壁紙を是非ご覧ください。