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2024.06.28

家づくりコラム

室内壁はビニールクロスだけ?

壁の仕上げの選択肢としては大きく分けると「貼る」か「塗る」。
「貼る」ビニールクロスの他、紙クロス 布クロスなど
「塗る」漆喰や珪藻土の他 ペンキ塗り

壁の仕上げはビニールクロスだけと思い込んでいませんか?

ビニールクロスがこれだけ普及している国も世界的に見るとめずらしいのではないかと思います。
金額的にはビニールクロスが多分一番安いです。
施工するのに職人さんも他と比べれば湿度や温度の影響を受けにくいからラクかもしれません。(もちろんビニールクロスでも技術は要ります!)
だから日本で多く普及していると思われます。
でも、今一度立ち止まって考えたいところかな、と思います。
ビニールクロスの良さもあり、価格含めてどれにもメリットデメリットがあります。

壁の仕上げの種類
クロス(壁紙)
ペンキ(塗装)
漆喰・珪藻土

クロス(壁紙)


■特徴 多種多様なデザインや色が揃っている。比較的手軽に貼り替えが可能。防火・防音・防汚などの機能を持つ製品もある。
■メリット デザインの自由度が高い。短時間で施工できる。
■デメリット 時間が経つと剥がれやすくなる場合がある。湿気が多い場所ではカビが発生しやすい。

ペンキ(塗装)


■特徴 シンプルな仕上がり。多様な色が選べる。壁の素材を直接塗るため、素材感を活かせる。
■メリット 自由なカラーバリエーションが楽しめる。メンテナンスが比較的簡単。汚れた部分だけを塗り直すことができる。
■デメリット 塗装のムラが出やすい。臭いが残ることがある。

漆喰・珪藻土


■特徴 自然素材で健康的。調湿性や脱臭性がある。
■メリット 自然素材でアレルギーの原因になりにくい。調湿・脱臭効果が高く、快適な室内環境を保てる。
■デメリット 施工に時間と手間がかかる。割れやすい場合がある。

仕上げ材を丁寧に選びご提案し、また選んでいただきたい、と思っています。
もし選択肢が無いと思い込んでいたら残念なのでちょっと投げかけてみました。

当社でご提案するメイン空間の壁は塗装です。


その壁に他の素材を組み合わせてみませんか?
大きく「貼る」「塗る」の分けた以外にも、下記のような素材で仕上げる壁もアリです。

タイル


■特徴 耐水性・耐久性が高い。デザイン性が高い。
■メリット 水回りや汚れやすい場所に最適。長期間にわたって美しさを保てる。掃除がしやすい。
■デメリット 施工に時間とコストがかかる。割れたり欠けたりすることがある。

木材(板張り)


■特徴 自然な風合いが特徴。調湿性がある。
■メリット 温かみのある雰囲気を演出できる。調湿効果があり、快適な室内環境を保てる。
■デメリット 高価な場合が多い。メンテナンスが必要(ワックス掛けなど)。

壁の色はブルーだったり、赤だったり、グリーンやイエローなど思い切って鮮やかな色を取り入れてみるのも素敵です。
そこに木製のパネルやレンガを貼ると空間が柔らかい印象になり濃い壁の色との相乗効果も生まれます。
壁の色によってインテリアの雰囲気もかわります。


クールで男性的なイメージの書斎や洋書に出てきそうなリビングやダイニング。
壁の色に合わせてカーテンもチョイスしてみたり。
こんなスペースをお家のどこかに作ってみませんか?