コーディネーター注目のタイル
インテリアコーディネーターのozawaです。
先日、大阪の国際美術館へ行きました。中にある北欧ショップのタイルが可愛かったです。この柄をこのように階段に使うのは思わないだろうなぁと思いパチリ📷
柄タイル施工例
キッチン、洗面、トイレはその空間に入ってくる色数が限られるので柄タイルを貼りやすい場所になります。タイルをどこかにと思われる方はぜひ。
(私が)かっこいい(と思う)洗面紹介
・ブロンズ色の水栓とタオルバー。そしてミラー枠とカウンター下の扉が黒の塗装です。ブロンズ色の水栓だけでもかっこいいですがそこにレリーフのタイルが入ると一気にクラシックな雰囲気になりますね。レリーフタイルは選べるほど種類は市場にないしいつもあるとも限らないので、その時のご縁のものですね。
・深い紫がかった濃色の艶ありタイル/艶があるかないか表面にゆらぎがあるかないかで随分違いますね。ゆらぎがないとモダンに見えるでしょう。
相変わらずモダンシンプルが全盛な最近ですが私はこんなクラシックな雰囲気に魅かれます。
(私が)気になるモノクロタイル紹介
実例1
あるお宅のキッチンの写真「ランタンタイル」「モロッカンタイル」と呼ばれるオリエンタイルなイメージのタイルですが、白一色にグレーの目地で納めました。全体はシンプルナチュラル、その中で主張しすぎない優しいアクセントになりました。
実例2
白黒のモザイクタイル形状や組み方のデザインで異なる雰囲気に。六角形で花柄を組んだこちらはレトロ感もあるけれど白黒だと甘すぎずに大人可愛い。施工するのが楽しみな1点。
モノトーン六角形の花柄という奥様のリクエスト。ちょうどぴったりなタイルがありよかった!と思いきや六角形のタイルは割付けが難しく理系でない私はクラクラしながら割図を書きました(^^;) その図もちらっと公開☆ 細かい数字はともかく、私の意図は伝わったようです、きれいに施工して下さった職人さんに感謝☆パーテーションも中央以外に模様ガラスが入っていますが、柄をどう切り取るか、柄の合わせも楽しみどころ♪角の正方形を細長いガラスとは柄を変えたら少しスキッとしました。柄と無地は組み合わせが簡単ですが、柄と柄の組み合わせでもっと素敵に。考えてみれば柄同士を合わせるのは、、日本の着物もそうですし、花束も、自然も、人の集まりも、、違う個性が上手に組み合わさると更に素敵でワクワク楽しいものになりますね!
カフェ
クラシックモダンな印象の床に貼られたモザイクタイル。これらはカルフォルニアの人気ベーカリーカフェで撮ったもの。一つは目地が半分づつずらしてあります!
柄タイルを選ぶ時のポイント
貼る場所の距離ができるだけ割切れるサイズを選ぶ。
と言っても目地もあるしきれいに割り切れることはほとんどありません。
割り切れないとどうするか、そうです、端を切ることになります。あまり細く切られたタイルは入らない方がきれいですし、柄が切れても切れた感が少ない方がいいかなと思います。切れてしまう場合は、無地のタイルを組み合わせたり、同じシリーズにボーダーなどがあれば上手く利用するときれいに納まることも。
ただし!タイルを2種以上組み合わせる場合は同じシリーズで選びましょう。
なぜかというと、厚みが違うと床に段差ができてしまう。それからそれぞれタイルによって目地幅が違う!(タイルの微妙な大きさ違いを調整する役目があります。)ので、同じサイズのタイルでもズレが出てしまうのです。
安心の家づくり
当社では、インテリアを含めたトータルコーデイネートを行っており、力を入れてご提供しているプロセスの一つです。
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お客様のご要望を踏まえた上でドアノブなどの細部までこだわった設計・施工を行います。