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2024.02.02

家づくりコラム

地球にやさしい木造クリニック建築/未来を築く医院


フロンヴィルホームズ名古屋は、材木店をルーツに持ち、木造のツーバイフォー工法にこだわってきた、いわば「木造建築のプロフェッショナル」です。
店舗・医院建築においても、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が当たり前だった時代から、木の持つナチュラルな質感や調湿効果、環境優位性などが店舗・医院に最適と考え、多くの実績を積み重ねてきました。現在では、国が非住宅や中高層建築物の木造化を推進するほど木の持つ「優しさ」や「強さ」に注目が集まっており、事務所や店舗などの商業施設をはじめ、医療・福祉施設や保育養護施設など様々な用途で活用の場が広がっています。

未来を築くための、地球にやさしい木造医院建築の魅力

目次
環境への配慮とSDGsへの貢献
CO2の貯蔵庫としての木造建築
エコノミカルな選択
地域社会との調和

近年、地球環境の観点から公共の建築において木造構造が注目を集めています。
その理由は、エコロジカルでエコノミカルな意味があり、地球へのやさしさが広く認識されるようになってきました。

環境への配慮とSDGsへの貢献

木造建築は、外装や内装だけでなく、建物の構造躯体においても大量の木材を使用します。
このことは、鉄筋コンクリートに比べて環境への負荷が低いことを示しています。
木材は再生可能資源であり、伐採から建築に至るまでのプロセスで発生するCO2排出も比較的少ないです。
そのため、木造建築はSDGs(持続可能な開発目標)に向けた企業の取り組みとして非常に意義深いものとなります。

CO2の貯蔵庫としての木造建築


木造建築は、その建物自体がCO2の貯蔵庫として機能します。
例えば、40坪の木造建物は約6トンものCO2を貯蔵することができます。
これは、同じ広さの鉄骨造やRC造の建物(1.6トン)の約4倍に相当します。
木は生長過程で大気中のCO2を吸収し、建物が完成するまでそのCO2を保持し続けるため、木造建築は積極的な気候変動対策となります。

エコノミカルな選択

木材は加工や輸送の際にエネルギーを効率的に使用し、建築現場でも比較的軽量で扱いやすい特性があります。
これにより、木造建築は建設プロセスにおいてコストと時間を節約でき、エコノミカルな選択となります。
また、木造建築が持つ温もりや自然素材の利用は、患者にとっても心地よい環境を提供します。

地域社会との調和

木造建築は地元の森林資源を活用することができ、地域社会との調和を促進します。
木材の使用は地元産業を支え、地元の雇用創出にも寄与します。
これにより、地域社会全体が木造医院建築によって発展し、共に持続可能な未来を築くことができます。

木造医院建築は、地球環境への思いやりと未来志向を具現化する優れた手段です。
そのエコロジカルでエコノミカルな魅力は、今後ますます広がることでしょう。i