DESIGN
デザイン・設計
「良いデザイン」とは何でしょうか?
フロンヴィルホームズ名古屋は、何十年経っても古さを感じないデザインこそが、本当の意味での良いデザインだと考えています。
例えば、パルテノン神殿やコロッセオなどの伝統的な建築物に見られる、無駄がなくシンプルでありながら細部に至るまで抜かりのないデザイン。アメリカ・ヨーロッパの文化に根付いている、住む人間を核とした空間デザイン。私たちは日々、このような古今東西の様々なデザインに触れ、インプットし、組み合わせて現代の家づくりに落とし込むことにより、時代を超えて愛される色褪せない本物志向の家づくりを実現しています。
また、いくら良いデザインを実現したとしても、それがお客様らしい家になっていなければ意味がありません。弊社の設計士やインテリアコーディネーターがお客様のご要望やライフスタイルを徹底的にヒアリングした上で、一邸一邸オーダーメイドなデザインを行うことにより、いつまでも暮らしを彩り続ける、世界に一つだけの空間をつくり出すことが可能です。
※掲載している外観写真は、1983年に手掛けた1棟目の輸入住宅です。築40年を超えても大規模なリフォームの必要もなく、住み継がれて現在に至ります。
“神は細部に宿る”
ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエ
細部へのこだわりが建築物の本質を決定付け、少しでも隙を見せると一気にチープな印象に崩れ落ちます。弊社では、建材の一つひとつを吟味して高品質な自然素材にこだわり、窓の位置や手すりなどの細部に至るまで緻密な計算に基づいたデザイン・設計を行っています。
“家は生活の宝箱でなくては
ならない”
スイスの建築家 ル・コルビュジエ輸入家具や輸入クロスなどの憧れのインテリア品は、ただ部屋に置くだけでは違和感が生じてしまいます。弊社では、優雅で広々とした空間デザインを得意としており、お気に入りの家具がしっかり映える宝箱のような住宅を目指しています。
“形式は機能に従う”
アメリカの建築家 ルイス・サリヴァン審美性がいくら優れていても、機能性が損なわれては生活の質を落としてしまいます。弊社では真のデザイン性は機能美であると考えており、お客様の理想の暮らしや豊かさを実現するためのデザイン・設計を優先しています。
COMMENT
デザイン部 マネージャー
福田
クラシカルなデザインから現代的なコンテンポラリースタイルまで、幅広くデザインすることができます。私たちも、既存のスタイルに捉われない新しいデザインに挑戦していきたいと考えていますので、お客様の想いをお聞かせください。一緒に理想の家を形にしていきましょう。
COMMENT
塚口
設計と同様に、インテリアにも一つの正解というものはありません。色使いや使い勝手などを考えるだけでなく、お客様が何をイメージしてどのような居住空間を作られたいのかをしっかりと理解し、自分自身も楽しみながらご提案することを心がけています。
PERFORMANCE
性能
弊社で建築する住宅には、アメリカやヨーロッパの設計思想に基づくツーバイフォー工法(2×4)を用いています。ツーバイフォー工法とは、壁・天井・床の面で住宅を形づくる木造建築のことを指し、日本で古くから用いられている在来工法と比較し、耐震性・耐火性・省エネ性・快適性・メンテナンス性のすべてにおいて高い性能を実現することができます。
また弊社は、日本でツーバイフォー工法がほとんど用いられなかった時代から、いち早くツーバイフォー工法による家づくりを行い、日々、日本の気候やお客様のニーズに合わせて建材の見直しや技術力の向上に努めてきました。ツーバイフォー工法の強みを最大限に引き出す独自のノウハウで、生涯住み続ける家づくりを安心してお任せいただくことが可能です。
01.耐震性
ツーバイフォー工法は面で構成されるため、地震の揺れが住宅全体に分散され、構造躯体の損壊リスクを下げることができます。阪神・淡路大震災と新潟県中越地震では、ツーバイフォー工法の実に97%が「被害なし」「居住に支障なし」という結果を、また東日本大震災では95%が「被害なし」「居住に支障なし」という結果を出したほど、耐震性の高い工法です。
弊社の住宅は耐震等級3相当
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、建物の強さを表す指標として耐震等級の基準が設けられています。弊社の建てる住宅は、耐震等級3相当であり、消防署や警察など防災の拠点となる建物の基準値に匹敵します。
ツーバイフォー工法の信頼性
ツーバイフォー工法は、鉄筋コンクリート・鉄構造や在来工法の木造建築と比較し、保険金の支払い実績が圧倒的に少なく、その耐震性の高さを物語っています。
地震保険支払実績データ(保険金ベース)
非木造を1とした時の危険度比率
出典:金融庁ホームページ
02.耐火性
ツーバイフォー工法の構造材である木材は、火災時に中まで火を通さず、表面に炭化層が生じる程度に被害を抑えることができます。また、火の通り道となる床や壁の枠組み材などがファイヤーストップ材となり上階への燃え広がりを防止するため、木造でありながら火災に強く、建築基準法の準耐火構造に準ずる防火性能を持つ「省令準耐火構造」の住宅として分類されます。
建物の密集度が高い防火地域においても4階建てまで建築することができ、火災保険の加入時には鉄筋コンクリート住宅と同等のT構造として有利な保険料が適用されるというメリットもあります。
一般的な戸建て住宅の火災保険料と地震保険料
火災保険 | T構造 | H構造 |
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地震保険 | イ構造 | ロ構造 |
建 物 |
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火災保険のT構造、 地震保険のイ構造以外の 一般木造の建物 |
※地震保険は火災保険とセットで加入が必要
※火災保険の構造区分には、このほかに共同住宅に適用されるM構造がある。
※地震保険は火災保険とセットで加入が必要
03.省エネ性
※天然材木1種:桧・杉・えぞ松等、2種:松・ワラン等、3種:ナラ・サクラ・ブナ等
出典:「住宅の省エネルギー基準の解説」(財)建築環境・省エネルギー機構 平成21年度版
※天然材木1種:桧・杉・えぞ松等、2種:松・ワラン等、3種:ナラ・サクラ・ブナ等
ツーバイフォー工法は、天井・壁・床といった外皮全体で支えるモノコック構造のため隙間ができにくく、高い断熱性・気密性を有しています。また、木は鉄と比べて350倍熱を伝えにくいため、冬は暖かく夏は涼しい住宅を実現し、冷暖房器具を使用する際の光熱費を抑えることができる。
04.快適性
ストレス軽減効果
木の持つ香りや見た目、質感は、人々に居心地の良さやリラックス効果を感じさせることができるため、ご家族が人生の中で多くの時間を過ごす住宅にとって最適な素材です。
調湿効果
無垢材の内部には無数の小さな空洞があり、その空洞から水分を放出・吸収する性質があります。これにより、木造の住宅は、一年を通じて調湿された快適な空間を実現することができます。
クッション効果
木は、ストローを束ねたような構造になっており衝撃を吸収する性質を備えています。足が疲れにくく、小さなお子様やお年寄りがいるご家庭でも安心です。
吸音性・遮音性
木は吸音性にも優れており、生活音の反響を防いでくれる効果があります。また、ツーバイフォー工法は気密性が高い構造のため、外の騒音や音漏れを気にせず暮らしていただけます。
05.メンテナンス性
弊社では、設立当初から床や階段、手すり、ドアなどへの無垢材の使用にこだわっています。無垢材はメンテナンス性が高く、例えば一般的な突板フローリングであれば、削れて下地が露出してしまった場合の修復が難しいのに対し、無垢材は、少し手をかけただけ美しく保つことができます。また、年月を経るごとに木本来の艶が増し、経年変化が楽しめることも無垢材の魅力の一つです。
06.環境性
ツーバイフォー工法は、戸建住宅1戸当たりの炭素貯蔵量が約20トンと非常に環境に優しい工法です。木はCO2を吸収して酸素を放出し、炭素として貯蔵し続けるため、ツーバイフォー工法の住宅に住むことはCO2の削減に寄与することにも繋がります。
また、製造過程で生じるCO2が鉄骨造の約3分の1、RC造の約4分の1と非常に少なく、一度利用された木材をリサイクルして新たな製品を作ったり廃材をエネルギーに変えることもできます。
木材の育成とその利用のサイクル