2019.01.31
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
知多半島の東側、衣浦湾に面した半田市。
この町は古くから、酒、醤油、味噌など醸造業が栄えてきました。江戸時代に酢の醸造が始まり、にぎり寿司ブームもあって、多くの酢がこの街から船で運ばれたのです。醸造業の発展により現在の半田市は形成されました。
(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/半田市)
このような歴史の中で誕生し、世界的なブランドに成長したのがミツカンですね。
半田運河沿いに並ぶ醸造蔵、MIZKAN MUSEUMなど、当時の建物や酢づくりの歴史に触れることができます。
ミツカンの創業家は中埜又左衛門家。この中埜又左衛門家と共に、半田運河一帯の整備に取り組んだのが、江戸後期から明治初期にかけ、海運業、醸造業で富を築いた中埜半六家です。
半田運河沿いには数寄屋造りの中埜半六邸と庭園が残されており、ここでも江戸、明治の面影に出会うことができます。
フロンヴィルホームズ名古屋が注目したのは、名鉄知多半田駅前に残される旧中埜家住宅。
明治末期に建てられたドイツ風の建物で、半六家の別荘として使用されていました。
国の重要文化財にもなっているここは、コロニアル様式のベランダと、ハーフティンバー様式が採用されています。中埜半六邸とは趣が異なる、まさに明治の洋館という建物です。
ハーフティンバーとは、主にドイツの木造建築で多く見られる、2階部分の柱や梁、筋違などの骨組みをむき出しにした外観のスタイルのこと。
外観から木のあたたかみが伝わる、どこか素朴な雰囲気のある家です。
フロンヴィルホームズ名古屋でも、化粧部材を用いることで、ハーフティンバー様式の家を何棟も建てているんです。
現在、旧中埜家住宅の内部は一般公開されていませんが、外からはその佇まいを見ることができます。また、2017年以降、特別公開イベントも行われているようなので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
旧中埜家住宅
住所:愛知県半田市天王町一丁目30番地
写真は、当社で施工したハーフティンバー様式の家です。
2019.01.29
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
皆さんは輸入住宅に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
華やかな装飾や、重厚感のある豪華な建物を想像される方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれも、輸入住宅や昔から変わらない北米デザインの1つの魅力ではあります。
でもそればかりが私たちのつくる家の特徴ではありません。
輸入住宅は、決められたスタイルがあるようで、必ずしもそれは絶対のものではありません。
ひと口に北米のデザインと言っても、木材を多用する北部と天然石を多用する南部で、その印象は随分違います。
また、時代によりさまざまなスタイルがあり、それが混ざりあったり、部分的に取り入れたりしながら現代に至っているのです。
歴史的な様式は大切にするけれど、当然、完成する家のスタイルは自由です。ぜひ「輸入住宅」「外国のデザイン」という固定概念にとらわれることなく、家づくりを検討してみてください。
北米において北部と南部でこれだけスタイルが違うのは、その土地で採れる材料を生かし、地産地消の家づくりをしているから。
当然、日本と北米では環境が異なり、日本の中でも地域によって状況はさまざまです。
北米の家づくりを日本で実現するというのはつまり、北米の家をそっくりそのまま持ってくるのではなく、あくまでその土地に合わせた家づくりをすること、住環境に合わせた家をご提供することだと思います。
重要なのは、その場所でお客様の理想の暮らしを実現すること。
型にとらわれない柔軟な対応も、私たちが大切にするところです。
フロンヴィルホームズ名古屋では、シンプルでモダンな家づくりも得意としています。
大府市にあるモデルハウス・ベルアッシュは、直線を基調とした外観。モダンな家がお好きな方にも好まれます。
長久手のモデルハウス・ファーリントンも、華美な装飾は避けたシンプルな内装が特徴です。
過去の施工事例でも、装飾と色味を抑え、シャープな線が際立つ、シンプルでモダンな建物が数多くあります。
ぜひ、設計士とプランの打ち合わせをする際には、ご自身の持つ理想の家のイメージをお伝えください。
通りすがりに見た気になる建物、WEBや雑誌に掲載された家の写真など、何でもかまいません。より多くのイメージをお伝えいただくことで、お客様の理想、憧れを実現することのできる特別な一棟をご提案させていただきます。
2019.01.24
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
名古屋市名東区にあるフロンヴィルホームズ名古屋の本社ショールーム。
実はこの場所、レンタルスペースとして無料でお使いいただくことができます。
これまでレッスンや演奏会、ベビーマッサージ教室、カメラ教室、足つぼセミナーなど、さまざまな内容でご利用いただいてきました。
私たちの本社ショールームは、30年以上にわたる家づくりのこだわりがたくさん詰まった心地いい空間。
自然素材のぬくもりと木の匂いが、訪れた人をやさしく包み込みます。
たくさんの木や緑に囲まれたここは、住宅街にありながら少しだけ特別な場所。
趣味の仲間の集い、生徒さんを集めた教室などに利用すれば、きっとご満足いただけるはずです。
ご利用前には下見が可能です。まずは、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先
フロンヴィルホームズ名古屋
本社・名東ショールーム
TEL:052-701-8050
MAIL:info@fhn.co.jp
フロンヴィルホームズ名古屋には本社ショールームの他、長久手と大府にモデルハウスがあります。こちらのモデルハウス2拠点も、レンタルスペースとして利用が可能。
3拠点それぞれ違った魅力がありますので、ぜひ実際のご利用シーンをイメージしてみてください。
いずれの拠点をご希望される場合も、問い合わせは上記までお願いします。
ご利用にあたっては、面談にて詳細をお伺いし利用規約にサインをいただきます。
内容や予定人数をお聞きし、場合によってはご利用できない場合もありますこと、ご了承ください。
2019.01.22
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
今月は資材部、西村へのインタビューをご紹介します。
‐自己紹介をお願いします。
直接お客様とお話しする機会はありませんが、全てのお家に裏方として携わっています。子育ても終わった今、休日は専らアマチュアミュージシャンとして活動しています。
‐今、行っている業務について教えてください。
輸入建材の仕入れを担当していたのですが、現在は国内ルートの材料も扱っています。
当社の強みは、お客様のニーズに最も合った製品をベストプライスでご提案できるよう、常にいろいろなルートを開拓して、無事に現場にお届けすること。お客様の家に使われた材料のデータを管理することで、メンテナンスの際も適切な対応ができるようにしています。
‐入社の経緯をお教えください。なぜこの業界、会社にしましたか?
入社時はそれほど思い入れがありませんでした。
でも、家を「モノ」から見て、それが形になっていくこと、お客様のご要望に応え、家が形になっていく過程がだんだんと楽しく思えてきたんです。
-仕事への熱い想いやこだわり、仕事の好きなところについてお聞かせください。
自分もほれ込んだ木や石などの自然素材を、たくさんのお客様に使っていただきたいと思っています。今後は、より新しい素材も取り入れ、どのようなお客様にも気に入ってもらえるような材料が提案できる「引き出しづくり」をしたいです。
‐印象に残っている仕事のエピソードをお聞かせください。
材料が決まらず悩まれているお客様に、床材などのプレゼン資料を作って差し上げることがあります。イベントの手伝いをしていたとき、プレゼン資料を差し上げたお客様がわざわざお声がけくださり、お礼の言葉をいただいたことがあります。
おそらくホームページなどで私のことを見ていてくださったのでしょう。
今でも忘れられない、励みになる出来事でした。
-あなたが思うフロンヴィルホームズ名古屋の(家づくり)の長所を教えてください。
30年以上前から、高気密高断熱や長期優良住宅を当たり前と考えた家づくりをしてきました。本質的に「良い家」をつくる力を持っている会社です。
-お客様へ向けてのメッセージをお願いします。
お客様にとってベストな提案をし、いつまでも快適にお住まいいただける家づくりのお手伝いをすることが、私たちの願いです。
2019.01.17
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
当社のモデルハウスは、長久手市と大府市にあります。
長久手には輸入住宅のスタンダードな魅力を詰め込んだ「ファーリントン」、大府には異なる二つのテイストが魅力の二世帯住宅「ベルアッシュ」があります。
住みやすい町として有名な長久手。全国791市と東京23区を対象にした「住みよさランキング」(2018年)で、長久手は総合2位になりました。
同じ2018年のランキング、なんと大府は総合6位に入っているのです!2017年の180位から大幅なランクアップ。当然、愛知県で1、2位が長久手、大府というわけです。
住みよさランキングは、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の視点から順位が付けられます。
大府市は、「安心度」「快適度」「富裕度」で高評価を得たようです。
大府市に住む方、モデルハウスにご来場された方から伺うのが、ここは“健康”に力を入れている町だということ。
あいち健康の森とその周辺地区は、「ウェルネスバレー」と名付けられ、健康づくり・医療・福祉・農と食・新産業育成に取り組んでいます。国立長寿医療研究センターをはじめ、さまざまな健康に関する施設が立地しているほか、健康の森公園には足つぼコーナーやトレーニングできる遊具などを設置。大型アスレチックやツリーハウスなど、小さな子が体を動かして遊べる場所も充実しているとのこと。
つまり、全ての年代を通して、健康を身近なものとして意識して暮らすことができる町ということですね。
また各地へのアクセスが良いのも大府の特長です。
名古屋まではJR東海道本線で15分程度の距離。地図を見ればわかる通りここは、名古屋、三河、知多の中心とも言える場所に位置します。
通勤や買い物、レジャーにも申し分ありませんね。
住宅展示場の来場者数は全国的に減少傾向にあるとも言われますが、中京テレビハウジング大府の来場者数は順調だそう。
そんなことからも、この地区が注目されており、足を運びやすい場所だということがわかります。
「働く場所、緑、住宅のバランスがとれた町」
大府のことをこのように表現する方もいらっしゃいました。
家づくりや土地探しを検討されている方、モデルハウス・ベルアッシュ、そして大府の町を訪れてみてはいかがでしょうか。
2019.01.15
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
先日のブログで、当社のお客様の約半数の方が導入されている薪ストーブの魅力をお伝えしました。
それでは、「薪ストーブ」と「暖炉」の違いを、皆さんはご存知でしょうか。
もちろん別の物を指していますが、意外と区別なく曖昧なまま表現されていることもあるように思います。
そこで今回は、薪ストーブと暖炉の違いについて、お伝えします。
薪ストーブとは、そのものが露出した状態で室内に置かれる暖房器具。煙突が天井や壁を通って外に出されます。
一方、暖炉は壁に埋め込まれるような形で、家の一部になっています。
後からでも設置できる薪ストーブと違い、暖炉は家の建築時に現場で造りつけられます。
周囲に装飾を施すことが多いのも暖炉の特徴です。
昔の宮殿などにあったことからもわかる通り、どちらかというと豪華なイメージの暖炉。
インテリアとしての要素がより強く、周りのデザインや、置物で飾るなどの楽しみ方ができるのも魅力です。
薪ストーブは、山小屋などで使われていたイメージで、機能性重視。
さまざまなメーカーから発売されており、以前より格段に性能が上がったこともあり、非常に扱いやすくなっています。露出している分、部屋をあたためるのが早いのも薪ストーブの特徴と言えるでしょう。
燃料や火の点け方、体をやさしくあたためる点や、ゆらゆらと揺れる炎のリラックス効果は、どちらも同じ。
自ら薪を割る楽しみや、直火を利用した料理など、共通する魅力もたくさんあります。
ぜひ、さまざまな導入事例を見て、ご自身のスタイルに合う暖房を選んでみてくださいね!
2019.01.10
こんにちは、フロンヴィルホームズ名古屋です。
寒い日が続きますが、今回はそんな冬が好きになってしまいそうな家をご紹介します。
長久手市のK様邸は、赤い玄関ドアが目を引くモダンな家。家を建てる前から決めていたというリビングの赤いソファーと共に、どこかあたたかな雰囲気に包まれます。
K様には最初から明確な家づくりのコンセプトがありました。
それが“あたたかくてやさしいモダンの家”というもの。
完成した家はそのコンセプト通り、華美な装飾を避け、シンプルな内装が取り入れられています。
特に目を引くのが暖炉です。暖炉は周りを装飾することが多いのですが、K様邸はそれがありません。壁の一部に溶け込むとてもスタイリッシュなものになりました。
「昼からずっと室温がキープされています。外から家族が帰宅して、あったか~と言われて、初めて外の寒さを知るほどです」
「年中、素足が気持ちいいです」
住み心地の良さ、家のあたたかさを語る姿からは、この住まいのぬくもりを感じる冬の訪れを楽しみにしている奥様の気持ちが伝わります。
座り心地のいいリビングのソファーで過ごす、あたたかな1月。
どこかやさしい気分になれる、そんなK様邸です。
K様はプランニングを始めるまでおよそ2年間、各地で開催した当社の完成見学会に参加されていました。
私たちは、お客様が家づくりを検討されるペースを尊重しています。
見学会などにお越しくださった方に、無理なお約束はしません。
存分に時間をかけ、さまざまな家を見て悩むのは、とても大切なことです。
そうして決めた、あなただけの家。きっと満足のいくものになるでしょう。
2019.01.08
新年あけましておめでとうございます。
フロンヴィルホームズ名古屋です。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も、皆様にとっての理想の家づくりのお手伝いができるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
フロンヴィルホームズ名古屋は昨年、新たなコンセプトを表すブランドスローガンを掲げました。
「色褪せない家、極上のMy Style。」
前身である材木店の創業からは100年、会社設立からも30年を超える長い歴史のある当社は、一貫して「本物志向であること」を大切に、お客様の理想の暮らしを実現してきました。
私たちが考える本物の家とは、時代が流れても古さを感じさせず、世代を越えても住み継げるということ。色褪せることなく、積み重ねた年月が味わいとなって、家族と共に成長する家だということです。
さらには、お客様の価値観が家を通して表現されることで、こだわりや憧れの暮らしを実現することを、私たちは望んでいます。
そんな思いが込められたスローガン。
2019年、より多くの方のMy Styleの家をつくることができたらと考えています。