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ツーバイフォーの得する話

2016.06.13

「ツーバイフォーの得する話 」
私たちは在来工法をやめてツーバイフォーだけに特化しています。
その理由も含めてツーバイフォーの得するお話をさせていただきます。
ご興味のある方へ→ 6月19日(日)「構造見学会」へのご参加をオススメします。
<省エネ性>
ツーバイフォーの建物は床と壁、屋根が一体となっています。
在来工法や鉄骨造はメインの構造部があって、そこに床や壁、屋根を取付けているわけです。
床・壁・屋根がなくても主要構造部が成り立っています。
ツーバイフォーはそのすべてが一体となってはじめて機能する、いわばモノコック構造となっています。
もともと隙間が少ないのですが、そこへもってきて屋根等の荷重がかかることにより、
微細な隙間がさらに少なくなり、気密性が増します。 
他の構造は主要構造部に荷重がかかってそうはならず、気密性を上げにくいということになります。
気密性が高いので冷暖房費が安くすむ(在来工法の半分程度と感じています)という省エネ性能が高いわけです。
<耐火性>

この気密性能(火災の際に新鮮な空気が入りにくい)と内壁面を構成するのに、

12mm以上の石膏ボードを貼るため、耐火性能も高くなっていて、その証しとして
火災保険料が在来工法等よりもうんとくて、どの地域でも概ね半分以下となっています。
また、4階建てを建てることもできます。

<耐震性>

これはもはや言うまでもなく皆さんご存知の方が多いようにも思います。
地震に強いというだけではなく、津波にも強くて、地震の際の家具転倒が少ない
(他の工法の1/5以下)ということはあまり知られてないかもしれません。
揺れを全体で受けとめるため揺れ方が穏やかとも言えそうです。
因みに地震保険の料率も他の工法の概ね半分程度となっております。
もっと詳しく!
6月19日(日)に開催する「構造見学会」にぜひお出かけください。
ツーバイフォー、木造、地震に強い家、構造のことがよくわかるイベントです。

 

 

太田(太田の家づくり論

日本人が豊かに暮らせない理由

2016.01.12

「日本人が豊かに暮らせない理由 」
 
日本人はエコノミックアニマル(古っ!)と言われた時代から今日まで、経済大国と言われながらも
多くの人が豊かさを実感してないように見えて仕方がありません。一番大きな理由はやはり住宅に
あると言えるでしょう。最近でこそ少しは良くはなってきているようですが、10~15年くらい
前でしたら、大手ハウスメーカーの営業マンは平気で「20年過ぎました。そろそろ建て替えですね。」
と真顔で言っていたのですから。お金をためて家を建て、ローンが終わるか終わらないかの頃にまた建て
替えとうことは一生住宅ローンを支払い続け、退職金でやっと片付いて、しばらくすればバリアフリーの
リフォームが必要、などということはごく普通にあるわけですから。
片や欧米では住宅の寿命が70年以上200年などというのも聞こえてくると、とんでもない差になるのは
当たり前とも言えます。生涯年収2.5~3億円のうち金利も含めると5~8千万円、実に2~3割が消えて
しまう計算で税金や保険金を差引いた手取額から考えれば4割支払っているということもあるでしょう。
おじいちゃんやお父さんの建てた家を少し手を入れながら住んで、住宅ローンが少なくてその分豊かな暮らしが
できるというのも、ある面当たり前でしょう。その豊かさの象徴と言えばヨットでしょうか。
長いバカンスや、別荘も思い浮かびます。 
住み継がれる家の実例
住み継がれる家 

 

 

太田(太田の家づくり論

床にこだわって

2015.12.20

「床にこだわって」
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日本の住宅建築では床下地(根太といいます)は45mm角のものを30cm若しくは45cmの間隔で取付けて、
そこに表面だけ極薄(0.1~0.2mm)の本物の木をスライス接着した12mmの合板を張るということが常識
になっているんです。下地材はサイズが小さく安価なものなので乾燥して縮み、合板もたわんで色も黒ずん
だりしてギコギコと音がするという状況をいやというほど見てきました。それに唯一、肌が直接触れる場所
なのに、どうしてもっと気を遣わないのか、という思いも重なって、当初から強固な下地とムクの床材以外
に選択肢がなかったわけであります。 
ツーバイフォーの工法では下地材と構造材を兼ねているので、下地が小さいという心配はありません。
そこへもってきて、構造用合板の厚みが18mmのものを下地に張ってから、ムク材の15~19mmのもの
を張るわけですから、床がたわんだり黒ずんだり大きな異音がする、ということはないはずなんです。

 

 

太田(太田の家づくり論

ツーバイフォーは日本の風土に合わない?

2015.11.23

「ツーバイフォーは日本の風土に合わない? 」
 
 komaki
ツーバイフォー工法が増え始めたころ、ツーバイフォーはアメリカの工法なので、高温多湿の日本の風土に合わない
とよく言われました。所詮夏を旨とした住宅でないといけないということなのでしょうか。
そもそも日本の風土とは何でしょうか。
たしかに関東から関西にかけては高温多湿ですが、東北や北海道ではそんなはずないでしょうし、中国・四国・九州
でもそれぞれ違った気候風土があるはずです。
日本の風土と一言で言ってしまうこと自体が間違いなんです。風土を培う要員は緯度にあると考えれば、日本はアメ
リカにすっぽり納まってしまいますし、国土の面積は25倍(カナダも含めると50倍)もあるわけで、全体的に見
れば日本よりもはるかに厳しい気候条件であることは容易に想像できるはずです。
 
風土に合わせる、ということは雪の多い地域、風の強い地域、とにかく暑い地域、それぞれに合わせて急勾配屋根や
雪の重みや強風に耐えられるようにしたり、通風をよく断熱性能を上げたりと、工法とは別次元の問題なんです。
「ツーバイフォーは日本の風土に合うのでしょうか?」と聞かれるたびに、またたわ言に付き合わなきゃと思いつつ
神戸の異人館に代表される古くからのツーバイフォー工法の住宅が戦前から建っていることや、あらためてアメリカ
やカナダがう~~と広いこと、むこうでは100年前の住宅をリフォームして住むのなんて当たり前なくらい丈夫な
んです、なんて熱弁をふるっているわけであります。

 

 

太田(太田の家づくり論

信じるものこそ救われる?

2015.10.23

「信じるものこそ救われる?~家相~」

 

今回は皆さんが、気になるような、ならないような「家相」についてのお話をしてみたいと思います。

ご存知のように家相は中国で発祥して、主に黄砂の影響をなるべく受けないようにするために鬼門といわれる方位が設けられるようになったようです。

・南西に落葉樹を植えるとよい
・西日を受ける場所に台所やトイレを設けない方がよい
・中央に階段を配置しない方がよい など

 

理論的で今でも充分通用する部分と、トイレが水洗になり建物の高性能化が進んで、昔とは事情が変化してあてはまらなくなっている部分も多くあります。いずれにしろ知らない部分が多いので何となく恐がっている方が多いのではないでしょうか。私個人的には、家相や風水が本当に強い影響をもっているならば、中国の近代化はもっとうんと早かったのではないかと思えてなりません。

 

因みに、15年程前に玄関を鬼門のど真ん中に設けられた方がいらっしゃいますが、元気に還暦を迎えられて、増々意気軒昂でらっしゃいます。又、風水でLDKを北西に、主寝室を南東にされた歯医者さんもいらっしゃいます。さすがに当時は驚きましたが、はやってらして、楽しそうに暮らしてらっしゃるようなので、まっいいことにしておきましょう。

 

信じる者こそ救われるということではないでしょうか。

 

 

明後日、10月25日(日)11:00~
かぼちゃのイベントで風水出張セミナーをするようです。
 まだ席に空きがある模様、よろしかったらぜひご参加ください。

 

 

太田(太田の家づくり論

外観デザインのあるべき姿

2015.10.17

外観デザインのあるべき姿
私達は「その人らしい家」にこだわって家づくりをしてきましたが、とりわけ外観は大切ですね。輸入住宅だからといってメディアによく出てくる、ロサンゼルスの家の派手な色調やデコレーション・オン・パレードの外観には少なからず違和感をもっていました。そうは言っても、明治村にあるような比較的穏やかで時の洗礼を受けて尚、古びないデザインは大好きだったりもするのですが。
外観デザインはそこに住む人のいろんな思いやセンス、人間性までを現す鏡といってよいでしょう。とにかく「素適」に建築主とそのデザインがリンクするよう心がけようと思います。派手な色やデザインで回りの人やその前をよく通る人から悪く思われないようにしながら、回りの景色に溶け込んでよく見るととっても上品で素適と思われるようにしたい。家の中に入ってしまえば外は見えないわけで、外観を見るという点においては建築主も回りの人といくらも変わらないのです。
外観は建築主だけではなく回りの住民や私たち の共有財産でもあるわけです。だからオリジナリティやディティール、素材にこだわるわけです。見える所だけタイルとか、レンガ調、木目調などを頑なに拒んできました。築後20年、30年と経つととても見られないような気がします。新築直後が一番、というよりは、50年後も「素適」を目差した方がいいように思えてなりません。そうはいっても、戦争で焼けてしまった市街地にプレハブやら鉄骨といった、いろんなハウスメーカーがバラバラに建ててしまった所に、バランスをとっていくことは難しいですね。日本にも一部ありますが、欧米のように古い街並が美しく残っていることは、見習いたいところです。
 

10月18日(日)にk完成見学会では、フロンヴィルホームズ名古屋施工の家3邸が建ち並んでいます。

kitayama

太田(太田の家づくり論

なぜツーバイフォーか

2015.09.10

3.なるほど編

 

私たちにとって最初のツーバーフォー工法のK邸では、L.D.K.が一体空間でしたが、エアコンをL.とD.K.にそれぞれ、合計2台を付けていました。断熱性能が高いとは聞いていたので、小さ目の機種にはしていましたが、結局1台しか使われませんでした。
 
その後も、いろんな場面で断熱性能の高さを実感して、確かに、厚い断熱材やペアガラスの木製窓は使ってはいるものの、「それだけではない」と感じていました。
 
しばらく在来工法の住宅も合わせて施工しながら分かったことが主に2つありました。
1つは、気密性能の違いです。ツーバイフォーは家全体が一体構造なので、屋根や全体の荷重がかかった後は隙間がなくなってさらに気密性が増すということ。一方、在来工法は柱・梁といった主要構造と床や壁の仕上材が一体にはなっていなくて隙間をなくすことがとても難しいということです。
2つめは、足触りの違いです。ツーバーフォーは床の構造材は下地材を兼ねていて、在来工法は梁という構造材に根太という下地材を取付けてから仕上げるわけです。その違いは、ツーバイフォーの、どっしりとした足触りと在来工法の、いくら厚いムク材を使ってもウグイス張りという不名誉な形で現れてしまうわけです。
 
ツーバイフォーは木をふんだんに使って丈夫にしていったら、気密断熱もついてきたということでしょうか。在来工法は究極の省エネ工法とも言えるでしょう。今でも木材コストを押さえるという点や歴史的建造物では充分な存在意義があります。
 
少々コストはかかるかも知れませんが、永~い(50年以上)目で見れば、ツーバイフォーしかないという考えに至って、在来工法はキッパリやめてしまったわけであります。

 

 

太田(太田の家づくり論

なぜツーバイフォーか

2015.09.04

2.実践編

 

その当時(今から30年ほど前)のツーバイフォーに対する意識は、皆さんと何ら変わりありません。アメリカの誰でもできそうな工法を日本の厳しい修行を積んだ大工が何でわざわざしなきゃいけないのか。
そもそも日本の気候に合うの?ほぞも仕口もなくて、釘と金物だけで本当に大丈夫なの?といった具合です。
 
いざ始めてみると、やはり基本は同じで、水平・垂直がきちんとしていないと、どうにもなりません。簡単とはいいませんが、マニュアル通り作れば何とかなるという感じです。
 
それより何よりベニヤがでかい!(1.2m×2.4m)木が重い!多い!で閉口しました。建てるというより、運んで取り付けるイメージで1階はともかく2階や屋根が大変でした。どうりでアメリカの大工は体格がいいわけです。できあがった構造体はまさしく木の塊です。
 
最低限の部材を使った設計というよりは、セーフティーマージンを大きくとって、見た目の安心感や足が触れた感覚、中に入った際の空気感まで考えた設計になっているように思います。
 
そんなふうに悪戦苦闘のうちに何軒か建てさせていただいて、やがて冬を過ごし、夏が過ぎるころ、「そういえばすごく暖かかったよねぇ、それに涼しいよねぇ、何で?」と相成ったわけであります。

 

次回、「なぜツーバイフォーか」3.なるほど編につづく・・・

 

太田(太田の家づくり論

なぜツーバイフォーか

2015.08.20

1.出会い編

 

私たちがツーバイフォーと出会ったのは今から30年ほど前、当社の社長の兄で元・代表取締役の黒川益次(益々後をつぐようにという思いから名づけられたそうで、長男です)が、早稲田大学OB会の稲門クラブの先輩、K様から依頼を受けたのがきっかけです。

 

K様はツーバイフォー工法で設計された家を建てるにあたり、工務店を紹介されたそうなんですが、その会社のパンフレットを見ると実例が3軒載っていて、住所まで分かったようです。何だか心配でその3軒の方に評判を聞いたところ、皆さん「やめときなさい」と言われたそうです。

 

当時、私たちは設計事務所や元・代表が以前に勤めていた竹中工務店という大手ゼネコン関係の仕事をしていたのですが、RC、木造(在来工法)がメインで、ツーバイフォーは未知の世界でした。

 

最初は経験がないのでお断りしていたのですが、そこは先輩。K様の「やってみてくれ」の一言で、ゼロから勉強して始めることになったという次第です。

 

ちなみにK様のお家は、築32年の今のお住まいも美しく、伺うとタイムスリップしたかのようです。前面道路の傾斜が大きくつらくなられたそうで、現在2軒目のお家の建築依頼をいただいております。今のお家は二男の方に譲って、新しいお家もゆくゆくは長男のかたに譲られる予定とのことです。

 

次回、「なぜツーバフォーか」2.実践編につづく・・・

 

太田(太田の家づくり論

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